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【VR】バーチャル工場見学とは?作成方法と費用について解説!

VRイベントお役立ち 09.01.2021

工場の立地や運営時間に依存しない新たな工場見学の形として、VRやWEBを活用した「バーチャル工場見学」を導入する企業が増えています。今回は、そんなバーチャル工場見学について、「どのような作成方法があるのか」、「どれくらいの費用がかかるのか」等を解説していきます。

 

1.バーチャル工場見学とは?

バーチャル工場見学とは、実際に工場のある現地ではなく、インターネットやVR機器などを活用して場所や時間に関わらず工場見学が体験できるコンテンツのことです。自社商品の製造工程や工場の設備などを分かりやすく伝えることが出来るため、様々な企業の広報・営業活動の1つとして活用されるケースが増えています。「バーチャル工場見学」以外にも、「オンライン工場見学」、「リモート工場見学」、「VR工場見学」などと呼ばれることもあります。ユーザーの利用方法としては、WEBサイトで一般公開される場合もあれば、予約制でZOOM等のビデオ会議ツールを活用して遠隔で工場の案内が行われる場合もあります。

 

関連事例:ドリームベッド様 バーチャルショールーム

 

2.VRやWEBでのバーチャル工場見学を導入するメリット

企業がVRやWEBを活用し、バーチャル工場見学を導入するメリットとしては下記のような点が挙げられます。

 

・場所や時間に関わらず工場見学の内容を楽しんでもらうことができる。

 

・感染症のリスクなく、工場見学を体験してもらうことができる。

 

・バーチャルならではのCGや編集等での演出ができる。

 

・WEBサイトへの掲載や商談への利用など、広報・営業ツールとして活用できる。

 

・採用向けのコンテンツとして活用できる。

 

昨今のコロナ禍では、実際に工場に来てもらうことはかなり難しくなってきています。しかしながら、工場見学を全て中止してしまうと、工場という自社の技術や取り組みをアピールできる資産を無駄にしてしまうことにもなってしまいます。「自社で工場を所持しているが、うまく広報や営業に活用できていない」という企業は、バーチャル工場見学の導入を検討してみても良いのではないでしょうか。

 

3.バーチャル工場見学の作成方法

バーチャル工場見学を作成するためには、いくつかの制作手法があります。それぞれの手法ごとにユーザーの閲覧方法などが変わってきますので、自社の目的に合わせた作成方法を検討する必要があります。基本的なバーチャル工場見学の作成方法についてまとめたのが下記の図になります。以下、それぞれの特徴について説明していきます。

  • 実写撮影×360度動画

YoutubeやVRゴーグル等で閲覧ができる実写映像の360度動画を使ったバーチャル工場見学コンテンツです。実写での360度撮影を行うため、実際の工場の設備や機能を分かりやすく紹介することができます。

また、制作するコンテンツの内容やボリュームにもよりますが、3DCGでの制作と比較をすると費用を抑えられる傾向があります。

  • 3DCG×360度動画

YoutubeやVRゴーグル等で閲覧ができる3DCGで制作した360度動画を使ったバーチャル工場見学コンテンツです。3DCGで動画を作成するため、実際の工場では見学が難しい場所や機械の内部等をCGとして制作して紹介することが出来ます。また、制作方法としては実写撮影の動画に3DCGで情報を追加していくことも可能です。費用感としては、制作する内容にもよりますが、CGの制作が必要となるため実写の物よりは費用がかかる傾向があります。

  • 実写撮影×自分で動けるコンテンツ

WEBサイト上で様々な場所に自分を動かすことができる実写のバーチャル工場見学コンテンツです。コンテンツ内での動き方としては、「Googleストリートビュー」のように、撮影した地点のみをワープのような感覚で移動ができるイメージとなります。スポットごとに紹介文等を表示させることも可能で、ユーザーがバーチャル工場見学コンテンツ内で自由に情報収集ができるようになります。実写で撮影を行うため、費用は比較的抑えることが可能です。

  • 3DCG×自分で動けるコンテンツ

WEBサイト上で様々な場所に自分を動かすことができる3DCGのバーチャル工場見学コンテンツです。コンテンツ内での動き方としては、ゲームのような感覚で自由に空間内を動き回ることができるイメージとなります。スポットごとに紹介文等を表示させることはもちろん、工場の設備などをCGで動かしたりシミュレーションすることも可能です。CGの制作が必要なため、実写のものと比較すると費用は高くなる傾向があります。

 

バーチャル工場見学の作成方法としては、大きくこれらの4種類に分類することが出来ます。また、これらの動画やコンテンツに合わせてバーチャル工場見学専用WEBサイトを構築するケースや、システムは構築せずにZOOM等のビデオ会議で対応するケースもございます。自社の工場の特徴や、導入の目的に応じて最適な作成方法を検討しましょう。

 

4.バーチャル工場見学の作成費用について

バーチャル工場見学を作成する場合、制作する内容やボリュームによって金額感は変わってきます。実写のコンテンツの場合、数十万円程度~、3DCGコンテンツの場合、100万円程度~の金額感となることが多いです。予算については、制作したい内容や制作する目的に合わせて検討しましょう。

 

5.バーチャル工場見学の制作について

弊社ビーライズでは、実写の撮影や3DCGによるバーチャル工場見学コンテンツの制作を行っております。企業様のご要望や目的に合わせて、最適なプランをご提案することが可能ですので、バーチャル工場見学の制作をご検討されている方はこちらからお気軽にお問い合わせください。また、弊社では、VRやAR等を活用した研修・トレーニングコンテンツや、WEBブラウザ上で参加できるバーチャル展示会などのコンテンツ開発を行っております。弊社の様々なXR(VR/AR/MR)ソリューションについてはこちらから資料請求ください。担当者より資料をお送りさせていただきます。

PROFILE

株式会社 ビーライズBeRISE
株式会社ビーライズは、「デジタルで明日を変えよう」をビジョンにかかげ、XR領域でバーチャルワールド活用サービスを提供するテクノロジーカンパニーです。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みとしています。
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