BLOGブログ
【フレイル予防】要介護への分岐点、VR活用で老後も世界一周?!

こんにちは!株式会社ビーライズ マーケティングチームの川渕です。
健康寿命への関心が高まり、病院や役所に行くとフレイル予防を喚起するポスターが目にとまるようになりました。
「フレイル予防」と言っても、何を意識すればよいのでしょうか?今回はVR技術を活用した、新しく楽しい予防策の可能性をご紹介します。
フレイルとは
フレイルの定義
フレイルとは、加齢に伴い心身の活力が低下し、健康な状態と要介護状態の中間にある虚弱な状態を指します。具体的には、筋力や体重の減少、活動量の低下、易疲労性、認知機能の低下などが見られます。フレイルは、早期に介入することで元の健康な状態に戻る可能性があるため、早期発見と適切な対策が重要です。
フレイルの原因
・加齢による身体機能の低下:筋力や運動機能の低下、歩行速度の減少などが見られます。
・低栄養:栄養不足はフレイルを悪化させる要因であり、特に高齢者においては重要です。
・社会的要因:社会的なつながりの減少や孤立感もフレイルのリスクを高めます。
・慢性疾患:糖尿病や心血管疾患などの慢性疾患がフレイルを引き起こすことがあります。
フレイルの予防方法
身体的な衰えに加え、ライフスタイルの変化や体調の変化で気分が沈み、健康を意識できなくなったタイミングでもフレイルに至りやすいとされています。心身の健康が傾き始める前から、予防方法を意識しておきたいですよね。フレイルを予防するためには、次の3つの柱が重要です。
1. 栄養管理:
バランスの取れた食事を心がけ、たんぱく質をしっかり摂取することが重要です。主食、主菜、副菜をバランスよく摂ることで、必要な栄養素を確保します。
2. 運動:
定期的な運動は筋力を維持し、身体機能を向上させるために不可欠です。ウォーキングや軽い筋力トレーニングを日常生活に取り入れることが勧められています。
3. 社会参加:
社会とのつながりを持つことは、精神的な健康を保つためにも重要です。地域の活動や趣味のグループに参加することで、孤立感を減らし、フレイルのリスクを低下させることができます。
VRを活用した新たな予防方法
健康的な生活の維持は基礎的なことだからこそ、地道で継続が難しそうです。
逆手に取ると、娯楽要素の強い予防の方法があれば予防が習慣化できるのではないでしょうか。この観点から近年、バーチャルリアリティ(VR)技術がフレイル予防において注目されています。
1. 運動の促進:
VRを用いた運動プログラムは、楽しみながら身体を動かすことができるため、高齢者の運動意欲を高める効果があります。
例えば、VRを使ったエクササイズは、筋力トレーニングやバランス訓練を楽しく行うことができます。
2. 認知機能の向上:
VRは、認知機能を刺激するためのゲームやシミュレーションを体験することができ、脳の活性化に役立ちます。
これにより、認知機能の低下を防ぐことが期待されます。
3. 社会的つながりの強化:
VRを通じて、遠くに住む家族や友人と一緒に活動することができます。
社会的なつながりを維持することで、孤立感を軽減することができます。
4. リハビリテーションの支援:
VR技術はリハビリテーションの場面でも活用されており、特に運動機能の回復を促進するための新しい手段として注目されています。
高齢者が自宅で安全にリハビリを行うための環境づくりにも役立っています。
フレイル予防×VRの事例
東京都荒川区の荒川老人福祉センターは、フレイルを予防する方法のひとつである「社会参加」に注目し、家族や友人との交流が生まれる機会をつくる目的で、バーチャル空港発のハワイツアーを開催しました。
参加者は、本物の機内のような設備の中で、没入感あふれる映像体験を楽しむことができました。このようなVR体験は、身体的な制約がある高齢者にとっても、旅行の楽しさを味わうことができる新しい方法として注目されています。バーチャルリアリティを活用することで、実際に旅行することが難しい高齢者でも、社会的なつながりを持ち、心身の活性化を図ることが期待されています。
東京ドームシティやユニバーサルスタジオジャパン、ハウステンボスなどアミューズメント施設を中心に、常設でVRを体験できる場所が増えています。VRでの映像体験に慣れ親しんでおくことで、海外旅行に行けるほどの体力がなくなった老後も、精神的な健康を保つことができるかもしれませんね。
こちらの記事では東京ドームシティ内にあるTeNQにて、VRで月旅行を体験した様子をご紹介しています。手軽なVR体験を詳しく知りたい方はぜひご覧ください!
https://berise.co.jp/topics/tenq-report/
まとめ
男女ともに平均寿命が80歳を超えている今、フレイルは無視できない重要な健康問題であり、早期の発見と適切な介入が欠かせません。栄養管理、運動、社会参加の3つの柱を中心に、フレイルを予防するための取り組みが必要です。荒川区で実践されているように、VR技術の活用は楽しみながら運動や認知機能の向上を図る新たな手段として期待されています。無理なく健康寿命を延ばす方法のひとつとして、VRへの注目はまだまだ高まっていることがわかりました。
弊社では、広島大学と連携し、健康維持に注目したマインドフルネスVR「SELENE」も法人向けに提供しています。メンタル面からの健康維持にぜひご活用ください!
サービスのご紹介
ビーライズは、非接触のバーチャルイベント、仮想空間での次世代型トレーニング、今までにない体験コンテンツなど、「デジタルならではの体験」を開発・実装しています。サービスの詳細や弊社の会社案内についてはこちらからダウンロードください。
資料のダウンロードはこちらPROFILE

- 株式会社 ビーライズBeRISE
- 株式会社ビーライズは、「デジタルで明日を変えよう」をビジョンにかかげ、XR領域でバーチャルワールド活用サービスを提供するテクノロジーカンパニーです。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みとしています。