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まだMeta Questの端末管理や運用で悩んでる?情シス担当者が知るべき「HMS」の重要性を解説!

VRお役立ち 10.30.2025

『VRによる研修が、従来のeラーニングよりも高い学習効果を叩き出す。』

そんな魅力的なデータに惹かれ、Meta Questの導入を検討する先進的な企業が増えています。しかし、投資対効果を最大化する上で、多くの企業が見落とす致命的な落とし穴があります。
「従業員の個人アカウントで利用させるのか?」「 Wi-Fi設定は一台ずつ手作業? 」「業務アプリはどうやって全台に配布する…?」

最先端のVRデバイスも、適切な管理基盤がなければ、その真価の半分も発揮できません。

情シス担当者が、山積みのMeta Questの箱や、バラバラの端末を前に頭を抱えている様子。

これらの課題を解決し、MetaQuestの導入を成功に導く鍵こそが、
Meta Horizon Managed Services(メタ ホライゾン マネージド サービス)は、略してHMSなのです!

法人利用に必須のモバイルデバイス管理「Meta Horizon Managed Services (HMS)」とは?

Meta Horizon Managed Services(HMS)は、Meta社が提供する、ビジネス向けのVR/MRヘッドセット管理プラットフォームです。モバイルデバイス管理の機能を提供し、企業が安全かつ効率的にMetaQuestデバイスを大規模に導入・運用するためには必須のサービスです。

具体的にHMSでどのようなことができるのか、その主な機能をご紹介します。

HMSで実現する、法人利用に不可欠な機能

■デバイス管理(Device Management)

  • 複数のヘッドセットを、パソコン1台で管理 
    • 会社にあるたくさんのMeta Questも、管理者のパソコンから一斉に設定を変えられます。
    • 万が一、社員がヘッドセットをどこかに置き忘れても大丈夫。
      管理者のパソコンから、遠隔操作でヘッドセットの中のデータをリセットできます。
    • OSアップデートのタイミングを最大30日間遅らせることができるので、
      突然アップデートが始まってしまうなどの業務への影響を最小限に抑える管理ができます。
    • サードパーティMDMプロバイダー(ArborXR、Ivanti、ManageXR、Microsoft Intune、Omnissa Workspace ONE、SkillsVR)との連行も可能です。

■ユーザー管理(User Management)

  • 社員のアカウント管理が、安全かつ簡単に 
    • 従業員は会社のメールアドレスで管理アカウントを作成でき、従来の個人用Metaアカウントは不要です。
    • 二要素認証にも対応しているため、なりすましを防ぎ、企業アカウントを安全に保つことが可能です。
    • 主要なアイデンティティプロバイダーとの連携によるSSOを利用すること可能です。

■アプリ管理(App Management)

 管理者のPCから、承認された「業務アプリ」が、クラウドを経由して全社員のQuest端末に一斉にインストールされている様子を描いた図。

  • 仕事で使うアプリだけを、全台に自動でお届け
    • 会社が承認したアプリや、独自に開発した業務用アプリ(APKファイル)を、管理者がボタン一つで全社員のヘッドセットに一斉インストールできます。
    • MetaHorizonStoreにある不要なアプリのインストールを制限することも可能です。会社が許可したアプリだけがヘッドセットに表示されるように設定できるので、業務に集中できます。

■共有モード(SharedMode)

  • イベントやお店での体験会にぴったり
    • 1台のデバイスを複数のユーザーで共有利用できます。
      展示会でのデモや、複数人でのトレーニングなど、不特定多数が利用するシーンに最適です。
    • ログインや面倒な設定なしで、複数の人が同じヘッドセットを順番に体験できるモードです。体験したいお客様がヘッドセットをかぶるだけで、すぐにデモ映像がスタートする、といった「体験デモ専用マシン」にすることもできます。

■遠隔ミラーリング(Casting)

Aさん(現場・新人): Questを装着し、作業をしている。 Bさん(事務所・ベテラン): 自分のPCモニターで、Aさんの見ている視界(Questの映像)をリアルタイムで確認し、指示を出している。

  • 相手が見ている世界を、自分のパソコン画面で共有
    • 現場にいる新人の視界を、事務所にいるベテランが自分のパソコン画面でリアルタイムに見ることができます。
      わざわざ現場に行かなくても、まるで隣にいるかのように分かりやすく指示が出せます。
    • お互いがインターネットに繋がってさえいればOK。
      パソコンとヘッドセットが、同じ建物の中や同じWi-Fiに接続している必要はありません。

■強化されたセキュリティとサポート

  • ISO27018認証やSOC2コンプライアンスを達成しており、高いセキュリティ基準を満たしています。
  • 何かトラブルが起きた場合、管理画面から直接Metaのカスタマーサポートへ問い合わせが可能です。

購入先も要注意

これほど便利なHMSですが、実は法人向けの販売ライセンスを持つ認定リセラーでしか取り扱うことができないため、家電量販店やオンラインストアでは購入できないのです。

株式会社ビーライズは、Meta社の正規認定販売店です。
ビーライズからご購入いただくことで、デバイスの能力を最大限に引き出すための手厚いサービスをご提供します。

「複雑な初期設定」を、「ビーライズ」のスタッフがスムーズに設定・代行しているイラスト。その結果、お客様(企業)がすぐにQuestを使えている様子。

  1. 最適な導入プランのご提案
    お客様の利用目的や規模をヒアリングし、MetaQuest3/3Sの選択から、個人モードと共有モードの使い分け、最適なデバイスプリセットの設計まで、専門知識豊富なスタッフがコンサルティングを行います。
  2. 複雑な初期セットアップのサポート
    導入マニュアルをご覧いただくとわかるように、HMSの初期設定やデバイスの登録には多くの手順が必要です。ビーライズにご依頼いただければ、証明書の登録、ネットワーク設定、ユーザー作成、デバイスプリセット作成といった煩雑な作業をスムーズに代行・サポートし、お客様がすぐに活用できる状態でお届けします。(別途費用)
  3. 運用開始後の安心サポート
    導入後も、操作方法のトレーニングやトラブルシューティングなど、お客様が安心して運用を続けられるよう、継続的にサポートします。

MetaQuest本体との同時購入で、HMSが2年間無料!

法人利用にHMSが不可欠であることはご理解いただけたかと思います。
現在、法人・教育機関向けモデルのMetaQuest3またはMetaQuest3Sをビーライズからご購入いただくと、通常は有料の「MetaHorizonManagedServices」が2年間無料で使用することが出来ます!

これからVR/MRの導入を検討されている企業様にとって、最もコストパフォーマンス高くスタートできる、キャンペーンです。

まとめ

「Meta Questを導入したいが、セキュリティや管理はどうすれば…?」

そのお悩み、ビーライズが解決します。ビジネス利用に不可欠な管理ツールHMSがあれば、複数台のデバイスも安全かつ効率的に運用可能です。HMSライセンスとデバイスをご提供するだけでなく、お客様が本来の業務に集中できるよう、複雑な初期設定から運用までを徹底的にサポートします。

MetaQuestの導入に関するご相談、お見積もりは、お気軽に下記よりお問い合わせください。

[お問い合わせはこちらから]

PROFILE

株式会社 ビーライズBeRISE
株式会社ビーライズは、「デジタルで明日を変えよう」をビジョンにかかげ、XR領域でバーチャルワールド活用サービスを提供するテクノロジーカンパニーです。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みとしています。
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