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【スマートフォン用VR】スマホVRとは?買う前に知っておきたい基礎知識。VRとの違いについても解説!

VRお役立ち 06.10.2022

こんにちは。株式会社ビーライズの企画開発部です。

皆さんはお持ちのスマートフォンでVRを体験できることはご存知でしょうか。
ご存知だとしても実際にやってみたことはないという方もいらっしゃるでしょう。

今回、スマホVRは結局のところVRとどう違って、どんなメリットがあるのか、というような疑問を解消していきたいと思います。

スマホVRを調べた情報をもとに、そして実際に体験してみて、スマホVRが一体現在どこまでやれるのか、種類や価格、没入感等を簡易的に皆さんにお伝えしていきたいと思います。

(この記事は2022年6月時点のものです。)

 

スマホ VRの基本情報・価格帯

まずは基本情報と価格帯などをまとめて紹介していきます。

基本情報

スマホVRはゴーグル本体にご自身のスマホをはめ込んだ後、ゴーグルを頭に装着して映像などを楽しむことが出来ます。

特徴

・視野角は大体120°のものが多い。

・画質は品質・値段により左右される。

・価格によって装着方法が変動。

価格帯

最安値だと百円程で購入できます。
次点で安価なものは八百円程度で購入が可能です。
ここまでの価格帯のものだとバンドが存在せず、基本的には自分で手にもってのぞき込む形になります。
VRをちょっとお試しで覗いてみたいという方には厚紙タイプとグラスタイプのものをお勧めいたします。

もう少し本格的にVRを楽しみたいという方にはバンド部分も存在し、しっかり頭に固定できるバンドタイプがお勧めです。
先ほどの2点より値段が高くなり、安価なものは大体千五百円~。
高価格帯になると一万円のVRゴーグルも存在します。
VR機器が大体安くとも三万円以上であるのに対し、スマホVRは数百円~数千円の価格帯でVRの導入部分・世界観を試せます。

実際の使用感

私は厚紙タイプとバンドタイプを一つずつ試しました。

■厚紙タイプ
・一枚の厚紙を組み立ててVRゴーグルにしていくので持ち運びも楽に行えます。
・多めに用意すれば多くの方々に試してもらうことも可能かつご時世に配慮した立ち回りで宣伝やイベントなども行えます。

■バンドタイプ
・本格的なVR機器と同形であるためより本物に近い使用感を得られます。

 

規格に気を付けましょう

ここで注意すべき点はご自身のお持ちのスマホの規格です。
スマホVRのゴーグルに限りませんが規格には注意しなければなりません。
お持ちのスマートフォンがゴーグルに入る適性のサイズかどうかはご購入前に必ずご確認ください。

使用感

■厚紙タイプ
基本的にのぞき込んで映像を見るだけなので手で簡単にピントを合わせることが出来ます。

■バンドタイプ
しっかりバンドで固定してピント調整を行うと快適にVRを視聴出来ます。

 

臨場感

■厚紙タイプ
VR映像に対応したアプリや動画を再生した後のぞき込むと奥行きのある映像や立体映像を楽しむことが出来ます。

・画質
スマホの画質が良くともレンズによっては荒くなります。

・没入感
外からの光が多く入ってくるので没入感は欠けます。
しかし非常に安価にVR映像を楽しめる点においては、やはり導入に最適かもしれません。

■バンドタイプ
ベルトで頭を固定できるため、自分でゴーグルを支え続ける必要がない点も、映像を長時間見るという前提がある方にとっては大事になってくるのではないかと思われます。

・画質
画質はレンズによりけりですが、視野は厚紙タイプより若干広いです。

・没入感
画面と自分の目の距離も調整次第では厚紙よりも近く感じ、より臨場感を感じられるのが厚紙タイプのものよりも高価格であるVRゴーグルの良さでしょう。

 

共通注意事項

・VR酔い
VR酔いは激しいものだと起こりうるので定期的に休むなどし、対策していきましょう。

 

スマホVRに置ける視野角

スマホVRは基本スマホの画面を二分割して映像を見るものが一般的です。
その性質上どんなに視野角が広いものであろうと見られる範囲は限られてくることが考えられます。
VRにおいて視野角の広さは没入感を感じるための要素の一つです。
しかし、スマホVRのスペックの評価項目としてはあまり考慮しなくてもよいのかもしれません。

 

スマホの明るさ

スマホの明るさだけで、十分に楽しめます。特にスマホの密閉度の高いバンドタイプのVRゴーグルはその傾向が強いです。
画面の明るさはスマホの電池消費にかなり直結してくる部分なので、ご自身でうまく調整しましょう。

 

以上、スマホVR のレビューでした。

補足 コントローラーとの互換性

現段階ではスマホをVRゴーグルの中にはめこんでしまうと映像を見ている間は操作が不可能となってしまいます。

そういった問題を解消するためにBluetoothなどで接続可能なコントローラーなども存在しますが、互換性の高いものは種類が少なく、多くは音量調整や動画の停止・再生、巻き戻しなど動画を見る際の必要最低限の機能に留まってしまうことが多いです。

コントローラーを操作しシミュレーションを行ったり、ゲームで遊んだりということをするのは厳しいものがあるでしょう。

まとめ

やはり、VRを試してみる、入門という意味ではスマホVRは非常に良いものだと感じました。手軽さも申し分ありません。
しかしクオリティの観点では、本格的なVR機器の方が視界の広さや画質、臨場感などの一つ一つの格がどうしても数段上がってきます。
VRが気になっている!という方はとりあえずスマホVRを試してみるのも1つの手だと思います。

スマホVRとVR機器、どちらを買うべきか

VRで研修やシミュレーション、ゲームを行うことを目的としているならばやはりVR機器を購入なさるのが無難ですが、その前段階として、VRの立体映像を気軽に体感したいという方にはスマホVRをお勧めしたいです。
スマホVR はVRより身近で導入しやすい存在としてあり続けるでしょう。
スマホVRの手軽さは来たる現実世界と仮想世界が融合した時代への入り口として打ってつけであると考えます。
新しい技術を積極的に取り込むことで、最先端な未来へのアプローチを加速させていきましょう。

 

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PROFILE

株式会社 ビーライズBeRISE
株式会社ビーライズは、「デジタルで明日を変えよう」をビジョンにかかげ、XR領域でバーチャルワールド活用サービスを提供するテクノロジーカンパニーです。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みとしています。
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