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【TeNQ】【VR体験レポ】VRで月に行ってみた

3DCGVRレポート 03.10.2025

こんにちは!株式会社ビーライズ マーケティングチームの川渕です。

東京ドームシティに誕生したアミューズメント施設「Space Travelium TeNQ」にて、宇宙をコンセプトにしたVR「THE MOON CRUISE」が体験できるとのうわさを耳にしたため、遊びに行ってみました!

施設名

Space Travelium TeNQ

コンテンツ名

THE MOON CRUISE

場所

〒122-0004 東京都文京区後楽1-3-61 黄色いビル 6F

目次

まずは搭乗手続き

チェックイン用のタッチパネルでアバターを作成します。4種類の宇宙服から選ぶことができました。顔写真の撮影がありますが、手で隠したり手持ちのぬいぐるみを写す方も多いそう。

下から搭乗券が出てきます。搭乗券を持って受付へ。搭乗券に記載されているQRコードは体験中に撮影した写真のダウンロードで必要になります。

ロケットに搭乗

ロケットへは一度外に面した通路を経由しました。かなりリアルで開放的な風景の中を歩きます。

このロケットに乗ります。

ロケットはまっすぐ上昇し、大気圏を突破しました。

月旅行の様子

①観光スポットらしい展示

月面に降り立つと、観光案内板のような展示やフォトスポット、景色を楽しめるアトラクションがありました。これから体験できるツアーや見どころの案内がまとまっていて、ボルテージが高まります。

月面基地では、アポロ計画の軌跡を写真で追えたり、月の石を分析できたりと、博物館を見た後に近い満足感もありました。

②ローバーで月面を疾走

月ではローバーと呼ばれる月面探査車に乗って移動します。ローバーに乗って体験できる月面周遊ツアーでは、風を感じるような感覚がやみつきになりました。車に近い速度でボコボコとした月面を走るため、景観も疾走感も楽しむことができます。ジェットコースターのような浮遊感はないので、絶叫系が苦手な人でも安心です。

③日食の観測

帰還船行きのローバーでは、”地球が太陽を隠す”日食を観測することができました。日食の影響で月面の明るさや色合いが変わり、辺りが異世界のように変化します。宇宙の雄大さを感じる瞬間でした。

感想

宇宙×VR

VRの没入感と宇宙の相性が良く、VRならではの体験にあふれていました。VRコンテンツは空から土まで空間全体を作るため、現実のイベントスペースを装飾するだけでは難しい環境の再現ができます。地球上では再現が難しいものの代表格として、宇宙という空間は仮想空間と相性がぴったりでした。体験中、ほかの参加者の方が「実物は見たことはないけど、なんかリアル」とつぶやいているのを耳にして、「THE MOON CRUISE」が実現しようとしたことが凝縮されている一言なのではないかと思いました。

VRでできることをまんべんなく

フリーローミング(自由歩行型)で自分のペースを保って体験できるので、VR酔いへの不安を感じている方でも楽しみやすいVRコンテンツだと感じました。映像内の手すりと一致した手すりが体験ブース内に設置されているため、ゴーグルをつけて歩くのが怖い場合でも安心できる環境が整ています。仮想空間を「歩く」ことに加えて、石を「つかむ」、ボタンを「押す」というアクションも体験に含まれているので、映像を見るだけではない能動的なVR体験が楽しめました。体験前に説明があるので、VRを体験したことがない、ゴーグルを持っていないという方でもゆっくり慣らすことができます。

内容も充実

キャッチーなテーマやハードルの低さからは想定できなかった、映像の美しさや質感へのこだわり、展示内容の骨太さがあり、VRに慣れている人も、慣れていない人も満足できる内容でした!

TeNQでの月旅行を体験して、VRコンテンツは認知度を上げる段階から、映像や内容の質を追求する段階にあることがわかりました。VRそのものの目新しさではなく、内容の面白さ、リアルさ、専門性で勝負している点で、次のフェーズにいるコンテンツだと感じました。

弊社でも世界観を重視したコンテンツ制作を企画から開発・運用まで自社内で一貫して行っております!VRコンテンツに加え、ARコンテンツ、メタバース、デジタルアート、CG映像制作など、ニーズに合わせたご提案ができますので、是非お気軽にお問い合わせください!

PROFILE

株式会社 ビーライズBeRISE
株式会社ビーライズは、「デジタルで明日を変えよう」をビジョンにかかげ、XR領域でバーチャルワールド活用サービスを提供するテクノロジーカンパニーです。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みとしています。
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