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UGCとは?VRやARを活用したUGC創出施策の例をご紹介。
UGCという言葉をご存知でしょうか?SNSが普及し、人々が様々な情報発信をするようになった結果、UGCと呼ばれる「一般ユーザーが発信したコンテンツ」が注目されてくるようになりました。
目次
UGC(ユージーシー)とは
UGC(ユージーシー)とは、User Generated Contentsの略で、WEBやSNSなどのインターネット上で一般ユーザーが制作したコンテンツのことです。TwitterやInstagramでの商品購入画像の投稿や、飲食店予約サイトでの口コミなどが含まれます。一般ユーザーが生成したコンテンツであれば、動画や写真、テキスト情報など形式は問いません。
なぜUGCが重要とされるのか
UGCが注目されるようになってきた背景として、大きく2点があげられます。
・企業の発信する情報量だけではユーザーが発信する情報量に勝てない
インターネットやSNSの普及により、誰でも簡単に世界に向けて情報を発信することができるようになりました。その結果、人類の扱う情報量が急激に増え「情報爆発」が起こり、インターネットの普及前とは比較できないほどの莫大な情報が日々流れるようになってきています。
このような状況の中、企業からの情報発信だけでは限界があると考えられるようになりました。例えば、「任天堂」公式SNSからの投稿は一日数件~多くて十数件程度ですが、「#任天堂」を付けたSNSでの投稿は、一日数千件以上発生しています。つまり、自社の情報を多くの人に伝えるためには、「自社のアカウントから情報を伝える」だけではなく、「ユーザーに自社に関する情報を発信してもらう」ことが重要となってきているのです。
※Yahoo!リアルタイム検索より引用 「#任天堂」のツイート数
・企業発の情報は信頼されにくい。
一般ユーザーの発信する情報が増えてきた結果、人々は簡単に商品に関する情報を集めることができるようになりました。その結果、企業がどんなに商品を自画自賛して発信したとしても、それだけでは人々の心を動かすことが難しくなってきています。例えば、美容グッズなどの商品を購入する際に、企業の公式ホームページだけをみて判断する人はあまりいないでしょう。多くの人は、SNSやWEB上にある口コミを調べ、商品が本当に効果があるのか、購入すると生活がどのように変わるのかを知ろうとするはずです。
企業のUGC創出施策事例
ここからは、企業におけるUGCの活用事例をご紹介します。
ケンタッキー・フライド・チキン #DoTheColonelキャンペーン
<目的>
ドイツ国内の若者に向けて、ケンタッキー・フライド・チキンの認知度を上げたい。
<施策>
オリジナルの音楽と踊りを組み合わせた「カーネルダンス」を考案。人気のTickTokクリエイターとコラボし、動画を見たユーザーに「カーネルダンス」の投稿を促した。
<結果>
合計53000もの動画投稿があり、動画再生は全体で2億回を超えることになった。
参考:Sparking engagement with Gen Z and Millennials to raise brand awareness in Germany.
https://www.tiktok.com/business/ja/inspiration/57
ペプシ #いざ鬼ヶ島 キャンペーン
<目的>
テレビCM で築いたイメージを資産として活用し、年間を通してペプシの話題を提供したい。
<施策>
ペプシを持った自撮り写真に「#いざ鬼ヶ島」のハッシュタグをつけてツイッターで投稿すると、総勢50名が抽選で次回のペプシ桃太郎CMに出演できるというキャンペーンを展開。
<結果>
ユーザーの投稿がネットで自然に拡散、大きな話題となり、Twitterからの出演応募が殺到した。
参考:桃太郎の助っ人約50名の枠にTwitterから応募殺到、ペプシ「#いざ鬼ヶ島」キャンペーンの舞台裏
https://marketing.twitter.com/ja/success-stories/suntory_pepsi
このように、UGCをうまく活用することで、情報を自然に拡散し、商品の認知度向上や販売に繋げることが出来ます。
UGCの創出施策=SNSの活用だけではない!VRやARの施策例をご紹介!
インターネットでユーザーの投稿を増やすことを考えると、どうしても「どのようにTwitterやInstagramのアカウントを運用するか」といった考え方になりがちです。しかし効果的にUGCを発生させるためには、SNSだけではなく、それ以外のメディアやコンテンツをどう活用するか、複合的に考えることをオススメします。
弊社が得意としているVRやARの活用方法としては、
ハッシュタグを使った投稿をしたユーザーに、魅力的なVRコンテンツをプレゼントするキャンペーンを行う。
観光スポットや、商品パッケージ、屋外広告等と、ARコンテンツを連動させSNSでのシェアを促す。
バーチャル空間でイベントを行い、リアルタイムでのスクリーンショット投稿を促す。
オフラインで体験型のVRやARを使ったイベントを行い、体験レポートなどの投稿を促す。
などが考えられます。また弊社では、VRやAR以外にもセンサーやプロジェクションマッピングを活用したインタラクティブコンテンツも得意としております。
これらの施策はあくまで一例ですが、アイデア次第で様々な企画を作ることが可能です。また、UGCは拡散力があるだけではなく、自社のHPやSNSで様々なUGCを紹介することで、商品の魅力度を高めていくことが可能です。
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