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工場見学をVRや動画のコンテンツにする際に注意するポイント
コロナ禍では、いままで行っていたオフラインの工場見学を行うことが難しくなっています。しかし、企業にとって工場見学は顧客との貴重な接点の一つであるため、工場見学を一切行わなくなると大きな機会損失にもつながります。
最近では、工場の写真や映像などを撮影し、VRや動画のコンテンツにしてオンラインで公開するケースが増えてきています。オンライン上で公開することで、新たな顧客に自社の情報を紹介出来たり、ZOOM等のビデオ通話を使って、説明を行いながら疑似的に工場見学を体験いただいたりすることができるようになります。
今回の記事では、工場見学をコンテンツ化する際に、計画段階で注意しておくべきポイントについて解説していきます。
工場の稼働時間を考慮した撮影スケジュールを立てる。
まず、コンテンツ制作の計画を立てる際は、工場の稼働時間を考慮した上で撮影スケジュールを立てていく必要があります。
例えばですが、360度で工場内を見ることができるコンテンツを制作する場合、撮影ポイントから360度すべての機械や人、風景が映ることになります。その際に、もし工場内でフォークリフトなどが動き回っている場合、他に見せたい機械などが見えず、コンテンツとしてのクオリティが下がってしまう可能性もあります。
また、360度の写真を撮影する場合は、人や機械が動いていたりすると、それらが残像となってうまく撮影できないケースがしばしばあります。
撮影する内容に合わせて、工場の稼働時間を踏まえたスケジュールを立てていきましょう。
映してはいけない場所を確認しておく。
次に、工場内の撮影をする際には映しえてはいけない場所を先に確認しておきましょう。この時、撮影の担当者だけではなく、現場の方や営業の方など社内のメンバーで集まって確認すると間違いが起こりにくいです。
例えば、下記のような情報はWEB上で公開してしまうと問題がある場合が多いので、細心の注意をしておきましょう。
・取引先の情報
・専門的な機械や部品など
・個人情報
撮影に入る前に、これらの情報はできる限り映らないように準備をしておくことをおすすめします。ただ、もし映り込んでしまった場合でも、モザイク処理などを後からすることは可能なので、どうしても映ってしまうポイントについてはモザイク処理も検討しましょう。
コンテンツの内容は目的から逆算する。
工場見学をオンライン化したコンテンツを作る際、当然重要になってくるのがコンテンツの中身です。工場見学と一言で言っても、目的によって制作するべき内容は大きく変わってきます。
特に大きな違いとしては、下記のようなターゲットの違いが考えられます。
・実際に商品を購入する一般顧客向けの工場見学
・取引先や営業先などに工場の設備や品質を紹介する工場見学
一般ユーザー向けの工場見学コンテンツの場合、誰にでも分かりやすく、楽しい内容に仕上げていく必要があります。ですが、取引先に見てもらうための工場見学コンテンツでは、専門的なノウハウや機械、品質管理などについて詳細に紹介をしていく必要があります。
工場見学をオンライン化する際は、目的に合わせてどういった内容が必要か、しっかり検討するようにしましょう。
工場見学コンテンツの制作について
ビーライズでは、工場見学をオンライン化したい企業様向けに工場見学コンテンツの制作を行っています。例えばですが、下記のような形式でコンテンの制作を行っています。
・VR
・動画
・360度撮影
「工場見学をオンライン化したいけど、どう進めていいのかよく分からない・・・!」
そんなお悩みがある方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。担当者よりご連絡させていただきます。
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