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【自治体DX事例】移住定住のミスマッチを防ぐ! 離島暮らしをスマホで体験できる公式チュートリアルアプリ『ポケット島留学』を島根県海士町と共同開発

02.02.2026

この度、一般財団法人島前ふるさと魅力化財団様と共同で、島根県海士町(あまちょう)で実施されている短期移住制度「大人の島留学」をバーチャル体験できるスマートフォン向けアプリケーション『ポケット島留学』を、ビーライズで開発させていただきました。

本アプリは、隠岐島前地域での暮らしや学びを3D空間で疑似体験できるゲーム形式の自治体DXアプリケーションです。
海士町様が実施されている制度や取り組みをより効果的にアピールすることで応募者数を増やすことを目的としており、2025年12月時点で1000名以上の方にご体験いただいています。

★『ポケット島留学』の開発は、海士町様との連携協定締結後初の取り組みとなります。

▼海士町様との連携協定についてはこちらのプレスリリースをご覧ください。

【ビーライズ】【地方創生×関係人口DX】XR技術をはじめとする先端テクノロジーの活用による次世代型地域経営モデルの構築を目指し、海士町と連携協定を締結

◯大人の島留学とは

全国各地の若者たちが島根県、隠岐島前地域(海士町、西ノ島町、知夫村)で暮らし、働くことができる制度です。これまでの5年間で、約500名の社会人や学生が参画しています。

▼詳しくは大人の島留学公式サイトをご覧ください。
https://otona-shimaryugaku.jp/

◯開発の背景

海士町イメージ(海士町公式ホームページより引用)

島根県海士町は、独自の地域活性化施策で知られる人口約2,300人の離島です。
近年は関係人口の創出に注力しており、特に20代を対象とした短期移住制度「大人の島留学」は、年間200人以上を受け入れる重要な施策となっています。

オンライン説明会や各種SNSを活用した紹介コンテンツなど様々な媒体で制度のPRを実施されており、ターゲット層である20代の方々へのアプローチを行われている海士町様。
しかし説明会にご参加いただいた方からのご応募をもっと後押ししたいという課題感をお持ちでした。 

大人の島留学に興味を持った方がもっと短期移住生活を想像できるような、疑似体験の場が効果的なのではないか、という仮説を元にビーライズと議論を重ね、今回のアプリ『ポケット島留学』開発へ発展していきました。

住めばわかる地域の魅力は様々ありますが、オンライン説明会やHP、SNSでの情報発信では伝えきれない部分もあります。

例えば人とのつながりは地方が持つ魅力ですが、彼らにとって見知らぬ土地での見知らぬ人との生活は簡単に選べることではありません。

今回『ポケット島留学』は、手軽に参加できるオンライン説明会や、留学生の生きた声に触れられるSNSでもカバーできない、「地域の方との親密な関わり合い」をいかに再現するかという部分に焦点を当て、開発を行いました。

◯『ポケット島留学』とは

『ポケット島留学』は、いつでもどこでも、スマホひとつで島根県の離島・海士町へ留学できるシミュレーションゲームです。 

プレイヤーは主人公となり、フェリーで島に渡るところから物語がスタートします。

シェアハウスでの共同生活や、地域の人々との交流、そして島での仕事をゲーム形式で体験することで、現地に行く前の予行演習ができるよう設計されています。


▼アプリはどなたでもダウンロードいただけます
(完全無料、アプリ内課金なし)

iOSの方はこちら(Apple Store)

Androidの方はこちら(Google Play Store)

 

◯ポケット島留学で体験できること

『ポケット島留学』では、リアルな海士町の魅力を再現しつつ、生活者としての視点を体験できることを重視して様々な要素を盛り込んでいます。

① 地域の解像度を上げる島の散策

海士町の美しい自然や港、商店などの風景を3D空間で再現しました。アバターを操作して島内を自由に歩き回り、島の空気感や地理的な距離感を肌で感じることができます。

②シェアハウス体験・近隣住民とのふれあい

大人の島留学の特徴であるシェアハウス生活や、地方移住の心理的ハードルになりやすい人間関係を疑似体験できます。
ゲーム内で再現された地域住民との会話を通じて、文字や動画だけでは伝わりにくい海士町の人々の人柄や、島ならではのコミュニティの温かさに触れることができます。

③ 仕事のシミュレーション

仕事を手伝うクエストが発生

お手伝い中の様子

ゲームを進めると地域の仕事をお手伝いするクエストが発生します。実際に島で行われている業務やプロジェクトをゲーム内で体験することで、「島で働く」「自分自身が成長する」様子を具体的にイメージできます。

◯ビーライズ担当者の声

今回の開発では単に楽しいアプリを作るのではなく、「人材の確保や関係人口の創出といった地域の課題をデジタル技術でどう解決するか」という視点を重視しました。

海士町ならではの空気感や島留学中に起こっている偶発的な出会いといった、数値化しにくい地域の魅力を能動的な体験に落とし込むことで、ご体験いただく方の関心度を高める設計(UX)を行いました。これは、他の自治体様においても、移住定住促進の新しいDXモデルとしてご活用いただける新しい事例であると捉えています。

◯今後の展望

初年度は大人の島留学のオンライン説明会に参加していただいた方を主なターゲットとし、応募前の不安を取り除けるようなアプリを開発しました。

総ユーザー数が大人の島留学のこれまでの5年間で参画した留学生の倍である1000名を超えたことを踏まえ、今後はアプリのユーザー数をさらに増やし、『ポケット島留学』から大人の島留学という制度に関心を持っていただくという新たな流れを確立できるよう、機能の拡充を検討しています。

さらに他自治体様への観光・教育分野への応用も視野に入れ、デジタル技術を活用した地方創生・関係人口創出の標準的なモデルケースとなることを目指しています。

◯お問い合わせ

ビーライズでは、企業や自治体の皆様が抱える課題に対し、VR、AR、AI、メタバースなどのデジタル技術を活用したソリューションをご提案しております。

 「関係人口を増やしたい」「地域の魅力をデジタルで伝えたい」「Webサイト以上の情報発信を行いたい」といったお悩みがあれば、企画から開発までワンストップでご支援いたしますので、お気軽にこちらのフォームよりお問い合わせください。

 

PROFILE

株式会社 ビーライズBeRISE
株式会社ビーライズは、「デジタルで明日を変えよう」をビジョンにかかげ、XR領域でバーチャルワールド活用サービスを提供するテクノロジーカンパニーです。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みとしています。
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