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広告業界・印刷業界向け 「コロナ禍におけるウェブVRコンテンツ 提案のポイント」
コロナ禍では、業界や規模を問わず、多くの広告主の考え方や予算配分が変わってきています。それに合わせて、広告業界や印刷業界でも、今までにない施策を広告主に提案する必要性が高まってきています。今回ご紹介するウェブVRコンテンツとは、PCやスマートフォンのブラウザ上で見えるVR技術を活用したコンテンツのことです。例えば、様々な商品が並べられたブースを3D空間で見て回るようなコンテンツや、製品のカスタマイズを3DCGで試すことが出来るシミュレーションを、PCやスマートフォンのブラウザ上で体験することが可能です。これらのコンテンツはブラウザで閲覧ができるため、専用のヘッドマウントディスプレイ等の装置を準備する必要がなく、従来のVRを体験するよりかなり敷居が低くなっていることが特徴です。
参考デモ(PC用):弊社制作バーチャル展示会
※読み込みに時間がかかる可能性がございます。制作物の読み込みに時間に関しては、コンテンツの内容によって調整可能です。
上記のデモのようなウェブVRを活用したオンラインイベントを提案したい場合はこちらを参考にしてください。
例えば、弊社制作のこちらの「バーチャル展示会」デモはウェブVRの技術で制作しております。ウェブVRコンテンツでは、このようにブラウザ上で3D空間や物体を表示したり、アバターを動かしたりするような体験をユーザーに提供することが可能です。ここからは、コロナ禍における広告業界や印刷業界の営業課題を整理し、ウェブVRコンテンツを提案するメリットや提案のポイントを解説いたします。
目次
【コロナ禍での広告代理店・印刷会社の営業課題】
・コロナ禍では、従来型の広告・販促の提案ニーズが減っている。
新型コロナの影響で、従来型の店舗や施設に集客をするような広告・販促施策はそもそも実施が難しくなってきています。もし実施ができた場合でも、現状では施設への集客が難しいために費用対効果が合わず、継続的な広告出稿は見込めない可能性があります。
また、TVやラジオなどのマスメディアは、外出の自粛などの影響で視聴率自体は伸びているケースもありますが、デジタル施策と比較すると、「費用が高い」「費用対効果が分かりにくい」といった課題があり、こちらも実施までのハードルは高くなってきています。
・ウェブサイト・ウェブ広告だけの提案では競合と差別化できない。
多くの企業が広告・販促費を絞る一方で、限られた予算内で実施できる新しい広告手法の需要は高まり、企業の宣伝担当者は今までと違った施策に積極的な姿勢になっています。
新しい広告手法と聞くと、マス広告に対してのデジタル・ウェブ広告やウェブサイトの制作等の施策を連想しますが、既に多くの企業ではリスティング広告やSNS広告等を実施しています。もちろん、現状のWeb広告に満足していない企業等に対しては、提案次第で代理店を自社に切り替えてもらえる可能性はあります。しかし、コロナ禍では、経営的にインパクトのあるデジタル施策が重視されやすく、広告運用やSEO対策などの細かい手法での改善提案は興味を持ってもらいにくい可能性があります。
【ウェブVRコンテンツとは?】
今までとは違う新しい広告手法の一つとしてオススメしたいのが、今回のテーマである「ウェブVR」コンテンツの制作です。ウェブVRコンテンツとは、冒頭で紹介したデモのように、PCやスマートフォンのブラウザから、様々なバーチャル体験ができるコンテンツです。従来型のウェブサイトとは違い、企画やアイデア次第で様々なユーザー体験を実現することが可能です。しかし、多くの広告代理店・印刷会社では、マス広告、ウェブ/SNS広告、ウェブサイト制作等の制作・運用に関しては実績やノウハウがあっても、企業向けのウェブVRコンテンツに関してはどのように提案を進めていけばいいのかイメージが沸かない場合も多いのではないでしょうか。ここからは、広告代理店や印刷会社の営業担当や企画担当の方に向けて、ウェブVRコンテンツを提案するメリットや、企業への提案パターン、提案の際のポイントについてご紹介いたします。
【ウェブVRコンテンツ提案のメリット】
・新たなデジタルマーケティング手法として提案できる。
ウェブVRコンテンツを活用することで、ユーザーが商品の展示されたショウルームをブラウザ上で体験することができるようになる等、新たな顧客接点や顧客体験が生まれます。また、解析ツールを導入することで、ウェブVRコンテンツを利用したユーザーの行動データを蓄積することも可能なため、様々なマーケティング施策に応用することが可能です。また、データ活用以外の面でも、よくあるランディングページや動画を制作するのみのWEBプロモーションと比較すると、ウェブVRコンテンツはインタラクティブ性やニュース性があり、PRとしてのインパクトもあると考えられます。そのため、取り組みの内容次第ではメディアからの取材・掲載や、SNSでの拡散も期待できます。このように、ウェブVRコンテンツは従来とは違う新たなデジタルマーケティングの施策として提案することが可能です。
・広告やウェブサイトも含めた受注が期待できる。
ウェブVRコンテンツを制作した際、多くの場合はそのコンテンツを認知させるための広告や、プレスリリース等を合わせて行うことが考えられます。また、制作したVRコンテンツを活用して、オフラインの展示会に出展する等、ウェブVRコンテンツの提案を軸にして、他社と差別化を図りながら企業の総合的なプロモーションを提案することが可能となります。
・デザイン制作やアクセス解析のノウハウが生かせる。
ウェブVRコンテンツ制作では、マーケティング目線での統一されたコンセプトやデザインの作成が必要となってくるため、広告代理店や印刷会社のノウハウを生かした全体の企画提案が可能です。またウェブVRコンテンツは、ウェブサイト同様、ユーザーの行動データが分析できるため、アクセス解析の知識がそのまま活用できます。アクセス解析の結果をもとに、コーポレートサイトのリニューアルや、広告施策の提案も可能となり、更なる取引のきっかけにもなります。
【ウェブVRコンテンツ 王道の提案パターン】
ウェブVRコンテンツには、いくつかの提案パターンがございます。今回は、広告・マーケティング施策の提案と相性がいい2パターンをご紹介いたします。
・認知・集客施策のウェブVR化
ウェブVRを中心にしたプロモーションを提案するケースです。
例えば、商品に関連する情報をゲームのように体験できるコンテンツや、ターゲットとなるユーザーに人気があるキャラクターとのコラボコンテンツなどが考えられます。
プロモーション施策として、ウェブVRコンテンツを提案する場合は、どのような内容にすればユーザーの口コミが広がるか、メディアからの取材が期待できるか等を考える企画力が特に重要となってきます。
・商品体験・接客体験のウェブVR化
ECやコーポレートサイト等での自社商品の説明をウェブVRコンテンツにするケースです。
例えば、家具などの商品をバーチャル空間に自在に配置するシミュレーションや、車などのパーツをバーチャル空間で切り替えて見た目や性能を比較するシミュレーションなどが考えられます。自社商品の説明をウェブVRにする場合、いかにバーチャル空間上で商品を表現するかはもちろん、ユーザーが選択したカスタマイズを即座にバーチャル空間に反映する等、デジタルならではの顧客体験を設計できるかどうかが特に重要となってきます。
【ウェブVRコンテンツ 提案のポイント】
・企業にとって重大な課題を解決できる提案になっているか
ウェブVRコンテンツはインパクトがある一方、広告主にとっては「本当に効果があるのか」「インパクト勝負で提案しているのではないか」といった疑問が生じる可能性があります。
そのような事態を避けるためには、やはり提案先の企業がどのような課題を持っているのかを把握する必要があります。商品の強みが押し出せていない、商品の説明が写真や文章だけだと伝わりにくい等の課題を見つけ整理し、最適な施策を提案することで受注に繋がりやすくなります。
・他社との差別化ができた提案になっているか
例えば、店舗を360度で撮影してウェブVR化するようなコンテンツは、支援する業者も多く、導入のハードルが低くなっており、既に多くの企業で活用が進んでいます。どこかの建物や映像をVR化するだけの提案では、どれだけ低コストでVR化ができるかが重要となり、価格競争に陥ってしまいます。価格競争に陥らないためには、デジタルだからこそできるデータ化や顧客接点の増加、顧客体験の改善といった特徴に着目し、マーケティングの上流から企画を設計し、独自の提案をする必要があると考えられます
・概要が分かりやすく説明された提案になっているか
ウェブVRコンテンツは、「体験」してもらうことで、より魅力が伝わるコンテンツです。詳細な説明を企画書として資料に落とし込むのはもちろんですが、参考となるような動画、実際にウェブ上で動くデモを見せるなどの工夫を行うことで、より具体的なイメージを持ってもらいながら、商談を進めていくことができます。
【ウェブVRコンテンツの制作について】
株式会社ビーライズでは、ブラウザ上で展示会が開催できるウェブVRコンテンツや、職業トレーニングのためのVRソフトウェア、地域の観光をさらに楽しめるようになるARアプリなど、様々なxRコンテンツを開発しています。弊社で制作した様々なコンテンツに関してはこちらをご覧ください。また、VR・AR・MRなどのxRコンテンツの開発にご関心がある方は、こちらから気軽にお問い合わせください。
ウェブVRコンテンツについて、情報収集中で資料が必要な方や、社内共有やクライアントへの提案用に資料が必要となる方は、
xRに関連する資料ページから資料をダウンロードすることが可能です。弊社担当より資料をお送りさせていただきます。
この記事を書いた人 株式会社ビーライズ
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