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ARを販促やプロモーションで活用するには?SNS等での事例を紹介!

AR/MRお役立ちマーケ 11.12.2020

2016年に「ポケモンGO」が登場し大ヒットして以来、TikTokでARエフェクトを使った動画を投稿することが流行したり、大手企業の新しい取り組みとしてARに関するニュースが流れたりと、普段の生活の中でARについて見聞きする機会が増えてきました。

今回は、そんなARに関するトレンドと、最近企業での活用が増えつつあるARを活用したSNSプロモーションについてご紹介します。

また、株式会社ビーライズでは、ARをはじめとしたVR・MRなどのxR領域のコンテンツ制作・システム開発の支援をしております。ARコンテンツの制作についてすぐに詳細を知りたい方はこちらからお問い合わせください。

 

ARとは】

ARとは「Augmented Reality(オーグメント・リアリティ)」の略で、現実の環境にバーチャルな情報を加える技術を意味します。日本語では「拡張現実」と訳されることが多く、ヘッドマウントディスプレイ等を使いゲームの空間に入ったような「仮想現実」を体感するVR「Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)」に対し、ARは実際に目の前にある空間にキャラクターを表示させるなど、現実世界に様々なバーチャルの視覚情報を重ね合わせて表示し、情報を拡張することができます。例えば、弊社制作の下記アプリでは、特定の場所でスマートフォン用アプリを起動することで、実際には存在しない昔の建物や人々の姿をカメラ越しに見ることが可能となっています。ARについての詳細は、AR(拡張現実)とは?ビジネスでの活用方法やQRコードとの違いをわかりやすく解説。の記事をご覧ください。

 

ARに関するトレンド】

■海外や日本の大手企業の動き

GAFAと呼ばれるような巨大IT企業を中心に、様々な企業がARの普及を狙っています。

例えば、米Facebook社はイタリアの大手眼鏡メーカーと提携し、日常的に活用できるようなARグラスの開発を進めています。同様に米Googleや米Appleも様々なAR関連企業との提携・買収を進めており、ARグラスなどの新たなARプラットフォームの開発を進めていると考えられます。

また、日本企業においてもソフトバンクが「ポケモンGO」を開発した米ナイアンテックのARアライアンスに参加するなど、更なる発展の兆しが見えてきています。

■様々なサービスの登場

ARの利用シーンとしては、ゲーム等のエンターテインメント業界で活用されるイメージが強いですが、それ以外にも製造業の現場など様々なシーンでARの活用が進んできています。活用されているシチュエーションとしては、

・ポケモンGOやマリオカートのようなARゲーム

・InstagramやTikTokなどのSNSでのARエフェクトやフィルター

・オンラインショップでの服や家具などの試用シミュレーション

・地図アプリでのナビゲーションツール

・観光地や施設での情報コンテンツの表示ツール

・製造業や建築業等の現場で活用されるツール

など、様々な業種やシチュエーションでの活用が挙げられます。

 

ARで解決できる課題】

ARは活用方法によって様々な課題を解決することが出来ます。弊社がARコンテンツの制作に関してご相談を受ける際、よくお聞きする内容としては大きく下記の3つに分けられます。

■ARを使った商品・サービスのプロモーションをしたい

例えば、商品パッケージを読み込むとキャラクターが飛び出てくるようなアプリの開発などがこれに当てはまります。最近では、InstagramやTikTokなどのSNSを使って、動画や写真を撮るときのフィルターとして自社商品を起用、認知度を広めていく企業が増えています。

■ARを使った新たな顧客体験の構築をしたい

例えば、スマートフォンのカメラ越しに、実際の部屋で家具を配置できるシミュレーションアプリの開発などがこれに当てはまります。オンラインショップが当たり前になった今、更なる顧客体験の向上のためにARの活用に取り組む企業が増えると考えられます。

ARを使った業務改善をしたい

例えば製造業の現場で、ARを使って現地に情報を表示し業務をサポートするアプリの開発などがこれに当てはまります。意外かもしれませんが、様々な情報を現実空間に表示できるARは、製造業などのBtoB企業と相性が良いと言われており、導入が進んできています。

様々な活用方法が出来るARですが、現状ARを活用している企業はまだまだ先進企業の一部です。そのため、競合企業より先にうまくARの活用が出来れば、自社独自の強みを形成できる可能性があります。

 

SNSプロモーションでの活用】

ここからは、特にSNSプロモーションでのARコンテンツの活用についてご紹介します。TikTokやInstagramなどではARを使ったカメラ機能があり、ユーザーは新たにアプリをダウンロードすることなくAR写真や動画の作成・投稿が出来るため、企業がプロモーション目的で活用するケースも増えてきています。

■TikTok

TikTokはユーザーの好みに合わせた動画が自動でリコメンドされていくため、人気な動画は様々なユーザーにリコメンドされていきます。フォロワーの数に関係なく投稿した動画が伸びることも多く、その拡散性の高さが特徴です。また、音楽に合わせたダンスなど、参加型のコンテンツが特に人気です。「楽しさ」や「テンション」を伝えるのに適したSNSです。

ARの活用方法としては、「ブランドエフェクト」があり、例えば化粧品メーカーが「唇を尖らせると色の変わる口紅風ARエフェクト」を提供する等、企業ブランドの機能や世界観を、ARを通じて効果的に体験してもらうことが出来ます。

■Instagram

Instagramといえば、若い女性に人気のSNSでしたが、最近では老若男女様々なユーザーが参加するSNSとなりました。従来から人気だった写真の投稿機能はもちろん、15秒の短尺動画の作成・発見ができる「リール」機能が追加されるなど、様々な機能が日々アップデートされてきています。

Instagramでは、自作のARエフェクトやフィルターを投稿できるプラットフォーム「Spark AR」があり、様々なクリエイターによりARが投稿されています。これらのARエフェクトやフィルターは、誰でも気軽に撮影・投稿することが可能で、内容次第では自然に拡散される効果が期待できます。例えば、スポーツチームが「ユニフォームを撮影すると、チームの優勝を祝う動画が流れる」といったプロモーションを展開していたりします。

また、Instagramではコマース機能が追加されたため、海外では服や化粧品などをInstagram上で試着体験し、購入してもらうような仕組みを構築している企業もあるようです。

 

AR制作会社としてのコンテンツ制作事例】

株式会社ビーライズでは、インテリアブランドの家具シミュレーションアプリや、地域の観光をさらに楽しめるようになるARアプリなど、様々なARコンテンツを開発しています。弊社で制作した様々なxRコンテンツに関してはこちらをご覧ください。ARコンテンツの開発にご関心がある方は、こちらから気軽にお問い合わせください。


また、VRやARなど、xRに関連する資料はこちらからダウンロードすることが可能です。

 

PROFILE

株式会社 ビーライズBeRISE
株式会社ビーライズは、「デジタルで明日を変えよう」をビジョンにかかげ、XR領域でバーチャルワールド活用サービスを提供するテクノロジーカンパニーです。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みとしています。
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