BLOGブログ
【PLATEAUデータ活用】建築物等の福祉対応性評価を可視化するWebアプリケーション「CareScore」の開発支援を行いました
この度、株式会社エンタケア研究所様が事業主体として推進する、建築物等の福祉対応性評価を可視化するWebアプリケーション「CareScore」の開発支援を行いました。
このコンテンツは建築物や都市空間の福祉対応性をスコアとして定量的に可視化するWebアプリケーションです。
本事業は、株式会社エンタケア研究所様が国土交通省 令和7年度「都市空間情報デジタル基盤構築支援事業(民間サービス実装タイプ)」に採択された事業の一環として実施されています。
ビーライズは、本システムの技術開発パートナーとして、3D空間上でのデータ統合・可視化等のシステム開発を担当しました。また、本事業の最初のユースケースとして、新潟県三条市のご協力のもと実証を実施しています。
【コンテンツ関連情報】
介護福祉関連データ等の活用による建築物等の福祉対応性評価の見える化 | Use Case | PLATEAU [プラトー]
国土交通省が運営するPLATEAUを活用した事例紹介ページはこちら。
■開発の背景

日本では高齢化が急速に進展する一方、建築物・道路・生活圏に潜在するリスクや移動負荷を客観的に把握する仕組みが不足しています。そのため、「どこから、どの程度」優先的に改修・改善すべきかを判断する定量的指標がなく、施策の優先順位づけや予算化の合理性を説明しにくい状況が続いていました。その結果、自治体の庁内調整や住民説明が難航し、エビデンスに基づく政策立案(EBPM)の推進を阻害する構造的課題となっていました。
この課題を解決するため、株式会社エンタケア研究所様では、建築物や都市空間の福祉対応性を定量評価・可視化する「CareScore」の開発を進めています。
■主な機能や内容
- 3D地図(新潟県三条市周辺)の表示と基本操作

現実の街並みを立体的に再現したPLATEAUの3D地図データで、ユーザーの操作によって見たい角度や方向に自由に動かしたり、回転させたりして見渡すことができます。
このベースとなる立体地図に対して、株式会社エンタケア研究所様が収集・整理した屋内データや段差、通路幅、勾配といった詳細なバリアフリー情報をシステムに取り込み、位置情報を基にして地図上に正確に重ね合わせます。
これにより、屋外の道路から建物の内部まで、これまで別々だったデータがシステム上で一つにまとまります。結果として、対象エリアのどこにリスクが潜んでいるのか「まち全体の現状」を一目で把握できるようになります。
- 採点とレポート出力

スコア70点以上の場合

スコア50点未満の場合
システムに取り込んだ様々なデータを使って「その場所がどのくらいバリアフリーに対応しているか」を点数化し、結果を確認したりデータとして出力します。
画面上で採点したい建物を選ぶと、その建物を中心とした円形の範囲が採点エリアとして自動的に設定され、そのエリア内のデータに基づいて独自の基準でバリアフリーの度合いを100点満点で採点します。計算された点数は、3Dの地図上に色分けして分かりやすく表示されるだけでなく、より良くするための具体的な改善案もあわせて画面に示されます。
さらに、詳しい点数の内訳や改善案をまとめたデータを、表計算ソフトなどで確認できるファイル(CSV形式)として手元のパソコンにダウンロードすることも可能です。
■お問い合わせ
ビーライズでは企業や自治体の皆様が抱える課題に対し、VR、AR、AI、メタバースなどのデジタル技術を活用したソリューションをご提案しております。
「複雑なデータを3D地図上でわかりやすく可視化したい」「まちづくりや行政施策のDXを推進したい」などのお悩みに、企画から開発までワンストップでご支援いたします。
お気軽にこちらのフォームよりお問い合わせください。
サービスのご紹介
ビーライズは、非接触のバーチャルイベント、仮想空間での次世代型トレーニング、今までにない体験コンテンツなど、「デジタルならではの体験」を開発・実装しています。サービスの詳細や弊社の会社案内についてはこちらからダウンロードください。
資料のダウンロードはこちらPROFILE
- 株式会社 ビーライズBeRISE
- 株式会社ビーライズは、「デジタルで明日を変えよう」をビジョンにかかげ、XR領域でバーチャルワールド活用サービスを提供するテクノロジーカンパニーです。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みとしています。