メタバースでイベントを開催するには？事例や費用について解説。

メタバースの需要が高まっている。

最近、「メタバース」という言葉を、SNSやネットニュースでよく見かけるようになっていませんか？実は、2021年の10月ごろから、「メタバース」に関する様々な需要が急激に高まっているのです。

 

下に掲載しているグラフは、GoogleトレンドというGoogleでの検索需要の変化を分析することができるツールで、「メタバース」というキーワードについて分析したものです。

2021年10月ごろから、メタバースの検索需要が急激に伸びており、その需要の高まりは2022年現在も高い水準を維持していることがわかるかと思います。人々のメタバースに関する興味関心は高く、一般ユーザーからはもちろん、企業や投資家たちからも注目を浴びています。

 

「そもそもメタバースとはどういったもので、何ができるかがイメージできていない・・・。」という方は、こちらの記事でメタバースについて解説していますので参考にしてみてください。

 

関連記事：【図解解説】メタバースとは？様々な企業やゲームにおける事例や取り組みを紹介。

 

さて、ビジネス領域においても、様々な活用方法が考えられるメタバースですが、その中でも特に注目されているのが「イベント」におけるメタバースの活用です。従来のイベントでは、イベントの集客をしていく際に、どうしても場所や施設の収容人数などに依存してしまうという課題がありました。

 

しかしながら、メタバース空間でイベントを開催することができれば、国内はもちろん、海外からも参加者を集めることができます。さらに、一度のイベント開催で参加できる人数も準備するサーバー次第である程度自由に増やすことが可能となっています。そのため、ライブや劇場等のエンターテインメント関係のイベントはもちろん、企業の商品やサービスをPRするためのイベントや展示会をメタバースで開催するケースが増えてきています。

 

ここからは、具体的なメタバースでのイベント開催事例と、イベントを開催する方法・費用感について解説していきます。

 

メタバースでのイベント開催事例

弊社におけるメタバースでのイベント開催事例として、バーチャルワールド広島というバーチャルイベントのシステム構築をした事例がございます。この事例では、一つのバーチャル空間内に複数人のユーザーで参加することができ、スポーツチームの応援などをユーザー同士でコミュニケーションをとりながら行うことが可能となっています。

 

参考事例：アバターを活用したバーチャルイベント「バーチャルワールド広島」

 

メタバースでイベントを開催する方法・費用

企業が自社のイベントをメタバースで開催する方法としては、大きく2つの方法がございます。

 

・無料の既存メタバース関連サービスを利用して、イベントを開催する。

・カスタマイズでオリジナルの空間やシステムを構築してイベントを開催する。

 

無料の既存メタバース関連サービスを利用して、イベントを開催する。

無料のメタバース関連サービスを利用してイベントを開催するには、VRChat等の既存サービス内で自社専用の空間を構築してイベントを開催していきます。最近だと、日産自動車がVRChat内で自動車と共に環境問題について考えられるイベントを開催したような事例もあるようです。

 

関連ニュース：日産自動車、メタバース上で体験する「日産アリアとめぐる環境ツアー」を制作

 

無料の既存メタバースサービスを利用するメリットとしては、比較的簡単にイベントの開催ができることが挙げられます。その一方でデメリットとして、自社に合わせた空間やシステムのカスタマイズにはあまり向いていません。また、無料のメタバース関連サービスは海外企業が提供するものが多く、ユーザーがこのようなサービスに慣れていない場合は参加のハードルが高くなってしまいがちです。

 

・自社でカスタマイズしたメタバース空間を構築する。

自社で独自のメタバースを構築し、イベントを開催する場合は、基本的には外部の制作会社にバーチャル空間やシステムの制作を依頼することになります。自社の要望に合わせてメタバースの空間やシステムを設計できるため、ユーザーにより楽しんでもらえるように設計したり、使いやすい設計にしたりと、効果的なイベント開催が期待できます。

 

また、自社で独自のメタバースを構築する場合の費用感についてですが、内容や仕様によっても金額感は変わってくるのですが、数百万円～１千万円以上の費用が必要となることが多いです。

 

アバターで参加できるバーチャルイベントサービスについて

「アバターを使ってメタバースで自社のイベントを開催したい！」という企業様向けに、弊社では「アバターで参加できるバーチャルイベント」のコンテンツ開発を行っています。企業様のご要望に合わせて、3DCGやシステム等、メタバースでイベントを開催するために必要なすべてをまとめて提供させていただくことが可能です。

 

アバターで参加できるバーチャルイベントの詳細についてはこちらから資料請求ください。担当より資料をお送りさせていただきます。