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【嗅げる・触れるVR】五感の再現で体験型コンテンツ転換期?!

VR事例紹介 04.16.2025

こんにちは!株式会社ビーライズ マーケティングチームの川渕です。

VRコンテンツが遊園地のアトラクションとして楽しまれるようになったり、メタバース上でアーティストのライブが開催されたりと、仮想空間での娯楽が身近になり、没入感のある体験型コンテンツを目にする機会も増えたのではないでしょうか。

さらに映像技術が発達して現実に近い視覚が楽しめるようになったことで、よりリアルな体験を求めて嗅覚や触覚を再現する技術が注目されています。

どのように現実での体験に近づけているのでしょうか?実際の技術と一緒にご紹介します!

五感をサポートするデバイスの例

五感をサポートするものの代表例では、「人間の感覚を補う道具」として眼鏡や補聴器、「人間が感じ取る刺激を補強する技術」として4DXシアターなどがあります。

ここではさらに、「実物に接触しているような体験を再現するデバイス」をご紹介します。

感覚共有技術:「FEEL TECH」

NTTドコモHPより引用

「FEEL TECH®」は、NTTドコモが開発した触覚共有技術で、物に触れたときの感触や温度、味覚、嗅覚などをデジタルデータに変換し、他者と共有できます。

例えば、友人がソファに座った際の「ふわふわ」とした感触を記録し、受信者がそのデータを受け取ることで、実際にその感覚を体験できます。また、料理の味わいを共有することも可能です。

この技術を医療や教育で活用すると、治療法の理解や技術指導をより効果的に行えるようになります。

 

嗅覚デバイス:「Stereo-Smell via Electrical Trigeminal Stimulation」

ITmedia NEWSより引用

「Stereo-Smell via Electrical Trigeminal Stimulation」は、鼻に装着することで、においの方向性や位置を伝える嗅覚デバイスです。

このデバイスは、外部のにおいセンサーと連携し、においを感知した際に三叉神経を電気で刺激することで、ユーザーにその発生源を特定させることができます。

嗅覚を失った人々の生活支援にも役立つと期待されています。

 

感電体験デバイス:「UNAGI」

シンフォニア株式会社公式HPより引用

「UNAGI」は、VRやスマートフォンアプリと連動して感電体験を提供するデバイスです。

このデバイスは、ユーザーが安全に感電を体験できるように設計されており、感電のタイミングや強さをプログラムで調整することが可能です。

主に電気の安全教育や訓練に利用され、リアルな感電体験を通じて事故の予防に役立てられています。

触覚ベスト:「tactSuit・tactGlove」

日経XTRENDより引用

ベストやグローブ型のデバイスです。装着してゲームをすることで、ゲーム内のオブジェクトに触れた感覚や、敵の銃撃に被弾した感覚が加わり、より臨場感あふれるゲーム体験が可能になります。

 

まとめ

現在浸透している技術に五感の刺激を加え、臨場感あふれる体験を実現する例が様々ありました。

五感を拡張する技術はコミュニケーションのあり方を根本から変える可能性を秘めているため、医療や教育などさまざまな分野での応用が検討されています。

さらに6Gのような高速通信技術が普及することで、リアルタイムでの感覚共有が可能になり、遠くにいる人とのコミュニケーションが一層豊かになるという期待も高まっています。

また弊社でも、エンタメや安全教育の面から新しい体験型コンテンツを提供しています。

VR安全教育

製造現場や建築現場におけるヒヤリハットを体験・学習できるコンテンツも提供しています。

安全管理の不足で高所から落下する場面や、思い込み・焦り・慣れから引き起こされる感電事故などを一人称視点で体験することができます。

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株式会社 ビーライズBeRISE
株式会社ビーライズは、「デジタルで明日を変えよう」をビジョンにかかげ、XR領域でバーチャルワールド活用サービスを提供するテクノロジーカンパニーです。リアルな3DCGとアプリケーション・web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発を強みとしています。
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